GISと360度動画・画像の連携 新機能を追加しました
【2022/10/12】
ご好評を頂いているPC-MAPPINGと360度動画・画像の連携機能に新機能が追加されました。
これまでの機能はそのままに、より便利にお使い頂けます。
これまでの機能はそのままに、より便利にお使い頂けます。
機能概要
360度動画再生
360度画像表示
※実際には矢印は表示されません
PC-MAPPING上で、360度動画(「PanoramaVideoPlay」「VideoPlay2」コマンド)・360度画像(「PanoramaView」コマンド)を表示する機能です。
「VideoPlay2」コマンドでは、レイヤーに紐づけられた情報を元に動画を再生し、画面上で動作再生時間に対応した位置に移動するアイコンを連動表示することができます。
動画ファイル形式は*.mp4等、画像ファイル形式は*.jpg,*.png, *.tif, *.bmpに対応しています。
「VideoPlay2」コマンドでは、レイヤーに紐づけられた情報を元に動画を再生し、画面上で動作再生時間に対応した位置に移動するアイコンを連動表示することができます。
動画ファイル形式は*.mp4等、画像ファイル形式は*.jpg,*.png, *.tif, *.bmpに対応しています。
※「PanoramaVideoPlay」「VideoPlay2」コマンドの実行(360度動画の再生)には専用のモジュールが必要です。
こちらからダウンロードしてご利用ください。
こちらからダウンロードしてご利用ください。
追加された機能(2022年10月12日現在)
基準視野角の設定(360度動画 / 360度画像)
360度動画・画像の基準視野角の設定機能を追加しました。
動画では、スライダーにより60度から160度まで10度単位で設定可能です。
画像では、60度から160度まで4段階で設定できます。
動画では、スライダーにより60度から160度まで10度単位で設定可能です。
画像では、60度から160度まで4段階で設定できます。
基準視野角 80度の場合
基準視野角 130度の場合
また、従来からの機能として、「VideoPlay2」コマンド実行時は、システムメニューの「(360°モード)現在の視野方向を初期値にセットする」をクリックすることで、次回から設定時と同じ視野方向で動画を再生できます。
基準視野角の調整機能と組み合わせて利用することで、見やすい設定で動画を閲覧することができます。
基準視野角の調整機能と組み合わせて利用することで、見やすい設定で動画を閲覧することができます。
タイムラプスモードに対応(360度動画)
タイムラプスモードで撮影された動画でも、再生時間に応じて地図上のアイコンを連動表示できるようになりました。
毎秒のコマ数をパラメーターとして指定することができます。
詳細はヘルプをご覧ください。
毎秒のコマ数をパラメーターとして指定することができます。
詳細はヘルプをご覧ください。
同一レイヤーで複数動画の関連付け(360度動画)
「VideoPlay2」コマンド実行時に再生される動画の情報を、従来は1レイヤーに対して1動画分のみ紐づけ可能でしたが、
複数の動画の情報を紐づけ、コマンド実行時に再生する動画を指定できるようになりました。
同じレイヤーに複数の軌跡データが存在する場合でも、レイヤーを分けることなく動画の関連付けを行えます。
詳細はヘルプをご覧ください。
複数の動画の情報を紐づけ、コマンド実行時に再生する動画を指定できるようになりました。
同じレイヤーに複数の軌跡データが存在する場合でも、レイヤーを分けることなく動画の関連付けを行えます。
詳細はヘルプをご覧ください。
※ご紹介した新機能は、PC-MAPPINGを最新版に更新の上でご利用頂けます。
360度動画・画像とGISの連携:3つのポイント
以下の内容は過去の記事でより詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
MAPCOM WORLD TOPICS「GPS位置情報データをGIS上で管理するメリットとは?」
MAPCOM WORLD TOPICS「GPS位置情報データをGIS上で管理するメリットとは?」
①GPS位置情報の利用
撮影ポイントデータと属性情報を取り込み
動画・画像をGISに連携させる場合は、単に表示ができるだけでなく、位置情報を利用して地図データと関連付けることが基本となります。
PC-MAPPINGでは、既に存在するデータに関連付け(リレーション)できるのはもちろん、GPSログファイルと同時に読み込んだり、GPS位置情報付き画像ファイルを読み込むことで、軌跡ベクターや位置を表すポイントを生成し、自動で関連付けを行うことができます。
PC-MAPPINGでは、既に存在するデータに関連付け(リレーション)できるのはもちろん、GPSログファイルと同時に読み込んだり、GPS位置情報付き画像ファイルを読み込むことで、軌跡ベクターや位置を表すポイントを生成し、自動で関連付けを行うことができます。
②データの統合利用による利便性
背景に地理院地図を表示
GISと連携させて360度動画・画像を管理することで、他の地図データとの重ね合わせ等の統合利用が可能となります。
背景データを表示することで、表示されている動画・画像の位置関係を把握できるのはもちろん、管理対象物のデータと重ね合わせることで、対象物が動画・画像の中でどのように見えているかを確認することが可能になります。
背景データを表示することで、表示されている動画・画像の位置関係を把握できるのはもちろん、管理対象物のデータと重ね合わせることで、対象物が動画・画像の中でどのように見えているかを確認することが可能になります。
③データの共有も可能
プロジェクトデータに関連づけられた360度動画/画像は、有償オプション「拡張PVP」を利用することで、配布可能なビューアーとして出力し、再生・表示することができます。
位置情報と関連付けられた動画や写真を複数人で共有することで、位置関係について共通のイメージを持ちながら業務を行うことができます。
位置情報と関連付けられた動画や写真を複数人で共有することで、位置関係について共通のイメージを持ちながら業務を行うことができます。
新機能が追加された360度動画・画像連携機能をぜひご利用ください!
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