アークに起点から順に連番を振る
「アーク(線分)を等間隔で分割した後に始点から順に連番を付けたい」
といった時には、PC-MAPPINGのユニオン機能を併用することで実現できます。
といった時には、PC-MAPPINGのユニオン機能を併用することで実現できます。
下図のように、ユニオン属性を利用できるようなアークを分割したい場合に有効です。
1.路線単位でユニオン生成
[編集]-[ユニオン]-[ユニオン生成]-[属性によるユニオン生成]を実行し、
路線属性からユニオンを生成します。
路線属性からユニオンを生成します。
2.ユニオン属性転記
[属性]-[オプション]-[属性転記]-[固有属性転記]を実行し、[固有属性転記]ダイアログボックスで、
以下の様に設定します。
以下の様に設定します。
- 転記要素:アーク
- 転記する固有属性:ユニオン起点側からの距離
- 転記先フィールド:フィールドを新規に追加
3.転記した属性で並び替え
アークの属性ウィンドウを開き、
[データベース]-[レコード]-[レコード編集]-[レコード並び替え]
を実行し、[レコードの並び替え]ダイアログボックスで
以下の様に設定します。
[データベース]-[レコード]-[レコード編集]-[レコード並び替え]
を実行し、[レコードの並び替え]ダイアログボックスで
以下の様に設定します。
- 第1キー:ユニオンを作成したフィールド名
(図では「路線コード」) - 第2キー:ON、ユニオン起点側からの距離
(2で転記した値)
4.自動附番で、連番を付与
アーク属性データベースに、連番を振るフィールドを作成後、[データベース]-[編集]-[編集]-[自動附番]を以下の様に設定して実行します。
フィールド:連番を振るフィールド(図では「ID」)
フィールド:連番を振るフィールド(図では「ID」)
- 開始番号:1
- 番号の間隔:1
- 指定のフィールドの値が変化したら、初期値から附番し直す:ON
ユニオンを生成した属性を指定
(図では「路線コード」)
「指定のフィールドの値が変化したら、初期値から附番し直す」がONなので、
「路線コード」が変わると、「ID」の連番を振りなおしています。
図の様に、起点から順番にアークに対して連番が振られたことが確認できます。