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住所のリストからマッピング!ジオコーディング


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【2024/09/26更新】

ジオコーディングとは

ジオコーディングとは、住所や地名などの場所に関する情報に対して、地理座標を付与することです。
「インターネットのWeb地図で住所を入力し、該当の場所に地図が移動する」動作も、実は「住所情報をジオコーディングにより地理情報に変換する処理」を行い、表示をしています。

ジオコーディングに必要なもの

ジオコーディングに必要なものは、住所などのデータとそれに対応する座標データです。
マプコンでは、国が公開しているデータからジオコーディングのためのデータファイルを作成・公開しております。
定期的に更新されますので、使用するデータに合わせて変更が必要になります。

■PC-Mapping ジオコーディングデータベース(PCMGC.pgc)
ダウンロードはこちらから。

■PCMGC.pgcのデータ元
 国土交通省:街区レベル位置参照情報データ
 国土交通省:大字・町丁目レベル位置参照情報データ
 国土交通省国土地理院:電子国土基本図(地名情報)「住居表示住所」

※「PcmGC.pgc」ファイルは、随時更新されます。
 更新情報につきましては「What's new?」でご確認ください。

ジオコーディングを行う

ジオコーディング用データファイルをダウンロードして、実際にジオコーディングを行い、住所のリストからPC-MAPPINGのデータにプロットしてみます。
手順の詳細は以下をご参照ください。
■ヒント集
【ジオコーディング機能】ジオコーディングによるポイント生成

■ヒント集
【ジオコーディング機能】住所フィールドの分解・整形

①ダウンロードしたcsv形式の住所データを使用します。
 [ホーム]-[ファイル]-[新規]-[外部データベース
 (CSV)]
より、CSVデータを取り込みます。

 右図は指定緊急避難場所データから「東京都中央区」を
 抜き出して行うため、[データベース]
 -[表示]-[検索]
より、「東京都中央区」のみ絞り込み
 を行ったものです。
 ■指定緊急避難場所データ(出典:国土地理院)

②ジオコーディングを行うフィールド(ここでは「住所」フィールド)の、
 [属性フィールドの設定]ダイアログボックスより、「IGC対象」に
 チェックを入れます。
 IGCはインテリジェントジオコーディングの略称です。

[データベース]-[リンク]-[ジオコーディング]-
 [ジオコーディングによるポイント生成]
をクリックし、
 「ジオコーディングによるポイント生成」ダイアログから設定を行います。
 詳細につきましてはヘルプをご確認ください。
 【OK】ボタンより、ジオコーディングを実行します。
④ポイントデータとして、出力できます。
 もし、ジオコーディング用のデータファイルに該当の住所がない場合は、データベース画面で、
 出力できなかったレコードが選択されます。

ジオコーディングによりマップに落ちたポイント

ジオコーディングできなかったレコードが選択される