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【SWE導入事例】大阪府泉佐野市様


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大阪府泉佐野市様では、「泉佐野市地図情報システム」を2018年7月に公開されました。
その基盤アプリケーションとしてSmart Web Extension(SWE)をご採用いただいています。
ご導入の経緯と効果について、泉佐野市都市整備部都市計画課 参事 久禮様にお話をお伺いしました。

泉佐野市都市整備部都市計画課 久禮参事

都市計画課の窓口の様子

「泉佐野市地図情報システム」とは

泉佐野市で保有している都市計画データ等は、開発行為や建築確認などの基礎データとして利用されていることはもとより、土地の評価業務などにも広く利用されています。
これまで都市計画データ等は、「PC-MAPPING」による窓口閲覧システムにより、泉佐野市役所本庁舎、りんくうタウン事務所、上下水道局の3か所の各課で管理し、カウンターによる面談か電話対応等により提供されてきました。

これらの都市計画情報等を、インターネット上での閲覧システムを構築することにより、Webページで幅広くデータが必要な方々に提供しています。

都市計画情報をWeb配信することの効果

 都市計画情報等をWebページで提供することにより、窓口事務や電話対応の軽減化が図られたとともに、利用者の皆様には、3か所の訪問の必要がなくなり、Webページを閲覧できる環境であれば、必要な時に、必要な場所で情報を得ることができるようになりました。例えば、土地の現場確認をしながら、都市計画情報も確認することが可能となっています。
 また、閲覧システムを構築するにあたり、地番による検索システムや当該位置における都市計画情報等を串刺しによりすべての情報を提供できるようになっています。特に串刺しによる情報提供は、利用された皆様に好評を得ています。

大阪府泉佐野市様ご紹介

泉佐野市 区域区分図

大阪市と和歌山市のほぼ中間に位置し、背後に一部が金剛生駒紀泉国定公園に指定された和泉山脈を擁し、美しい山河、緑あふれる恵まれた自然環境にあります。商・工・農・漁業がそれぞれバランスよく栄えてきましたが、関西国際空港の開港などに伴う人口の増加とともに、商業・サービス業が盛んになっています。
 面積は約56.51平方キロメートル、人口は約101,000人、世帯数は約46,000世帯(平成28年4月1日現在)です。瀬戸内式気候に属するため気候は温暖で、比較的少ない降水量となっています。
 名前の由来は、中世以来の村名「佐野」に旧国名和泉を冠したもので、伝承では「狭い原野」ということから「狭野」というようになり、それが転じて「佐野」とよばれるようになったといわれています。
 昭和23年4月1日、佐野町の市制施行により泉佐野市が誕生し、昭和29年、南中通村、日根野村、長滝村、上之郷村、大土村の5カ村が合併し、現在の市域が形成されています。
 平成6年9月に開港した関西国際空港によるインパクトを最大限に活用し、世界と日本を結ぶ玄関都市として、21世紀にふさわしい国際都市をめざしてまちづくりに取り組んでいます。