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「Zラインエディター」で高さデータを簡単編集


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【2024/10/10 更新】
Zラインエディター見たままZ値を編集できるツールです。
選択した1本のアークから、Z値編集ウィンドウを開き、手動で編集を行います。
      ※Zラインエディターは、NTXデータ(三次元化)キットのツールとしてご提供しております。
       ■NTXデータ(三次元化)対応キットのご案内

       キットの詳細や価格、その他ご質問等は、こちらからお問い合わせください。

Zラインエディター

【使用データ】
点群データ:G空間情報センター 東京都デジタルツイン実現プロジェクト 多摩地域点群データ
標高メッシュ:点群データから作成した標高メッシュを使用
道路中心線アーク:国土地理院 道路中心線

使用例

内水面にかかる橋の道路中心線にメッシュからZ値(高さ)を転記し、表示しました。
周辺の水面の高さが転記されており、道路が正しい位置にありません。
これらを目視で確認し、アークの結合点・補間点を調節しベクターデータへ反映します。

水面のZ値をとっている道路中心線

Zラインエディターで、Z値を付与

手順

メニューダイアログ

対象とするアークを選択し、メニューを実行します。
アークZ値編集」ダイアログで表示のメニューを設定します。

<オプション>
●標高メッシュの情報を背景に表示する
●隣接する他のアークのZ値を背景に表示する
 ※軌道の中心線のように、ほとんど並行して存在する
 アークに対しての使用を想定しています。

●選択したレイヤーのポイントを背景点として表示する
●指定のLASファイルのポイントを背景点として表示する

「Zラインエディター」ダイアログ

Zラインエディター」ダイアログが表示されます。


Z値の編集を行います。
複数を選択しての一括Z値付与や、個別に指定して付与することもできます。
オプションを使用することで、手間なく変更が行えます。

<オプション>
  • 指定の値をセットする
  • 指定の値をオフセットする
  • 始点から終点へ、均一な勾配になるよう調整する
  • 移動平均(ガウシアンフィルター)
  • 始終点からの縦断線(2次曲線補間)に合わせこみ
--------編集例--------

「始終点からの縦断線(2次曲線補間)に合わせこみ」を使用

ドラッグ操作で1つずつ変更


Z値の編集後、[Z値編集]-[更新]より、
ベクターデータへ反映を行います。変更した点の総数についてダイアログが表示されます。

3D表示で変更を確認します。
[ホーム]-[3Dビュー]-[3DビューⅡ]より、標高メッシュを重ねて確認すると、値が反映され、橋の上を通っていることが分かります。