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プロジェクトにクレジット(出典)を表記する


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【2023/3/23】

地理院タイル出典

利用するデータの種類やその利用方法によっては、出典発行年等のクレジット表記が必要となります。
今回は、PC-MAPPINGでプロジェクトデータにクレジット表記を行う方法をご紹介します。

基本編:プロジェクトにクレジットを表記する

国土地理院 地理院タイル(標準地図)を背景に表示させるプロジェクトデータに、出典を表記します。

手順

1. [プロジェクトエキスパート]‐[クイックシェイプ]パネルを開きます。
ウィンドウ下部の「このデータにクレジットをつける」チェックをオンにすることで、プロジェクトデータにクレジットを表記することができます。

※PC-MAPPINGのクレジット表記機能は、クイックシェイプ機構を利用して実現されています。
クイックシェイプについては、こちらのページをご参照ください。

2. 画像の赤枠で囲った部分を設定します。
  • 表示位置:「左下」「中下」「右下」等から選択
  • 文字色、背景色
  • フォント:「>>」ボタンをクリックして設定
  • 表示させたい文字列:今回は「出典:国土地理院 地理院タイル(標準地図)」としました。

3. 「OK」ボタンをクリックし、プロジェクトエキスパートを閉じると、設定した内容でクレジットが表記されます。

4. クレジット表記は、印刷時にも反映されます。
印刷時のみクレジット表記を行いたい場合や、印刷時にはクレジット表記を行いたくない場合には、2. の設定で、
「印刷時のみ」チェック
「印刷時はつけない」チェック
をそれぞれオンにしてください。

※地理院地図表示時に印刷を行うと、デフォルトでクレジット表記(「電子国土基本図(Zoomレベル 16)」等)が入ります。

応用編:予約語を利用してプロジェクトに情報を記載する

[プロジェクトエキスパート]‐[クイックシェイプ]パネルの「このデータにクレジットをつける」は、入力した文字列をそのまま表示する他に、いくつかの予約語に対応しています。
ここでは、予約語「%Current_Scale%」(表示縮尺・印刷時の縮尺)を利用して、ウィンドウや印刷枠に縮尺を表示します。
※予約語:その文字列が含まれている場合、システムが自動的に対応する値に置き換えるもの

手順

1. [プロジェクトエキスパート]‐[クイックシェイプ]パネルを開きます。
「基本編:プロジェクトにクレジットを表記する」と同様に設定し、入力欄に「縮尺:%Current_Scale%」と入力します。

縮尺

2. 設定した内容を元に、ウィンドウ上に縮尺が表記されます。拡大・縮小により表示縮尺が変わった時は、それに応じて表記も変化します。
印刷時には、印刷縮尺が表示されます。
「このデータにクレジットをつける」機能で利用できる予約語は以下の通りです。
予約語 内容
%title% プロジェクトのタイトル
%Scale% 前景レイヤーの縮尺
%ScaleDenomi% 前景レイヤーの縮尺分母
%Current_Scale% 印刷時の縮尺
%Current_ScaleDenomi% 印刷時の縮尺分母
%Date% 印刷時の日付(年月日)
%Time% 印刷時の時刻(時分秒)
%DateTime% 印刷時の日付時刻(年月日時分秒)

番外編:整飾プロジェクトの利用(印刷時)

印刷時のテキスト表示をより細かく調節したい場合は、整飾プロジェクトの作成にチャレンジしてみましょう。
整飾プロジェクトは、PC-MAPPINGで印刷をする際の整飾(図枠、タイトル、凡例等)に設定できるプロジェクトデータです。通常のプロジェクトデータと同様のデータ構成であるため、枠のサイズクレジット表記の位置等、自由自在にカスタマイズできます。

東京都 市区町村毎の緊急避難場所数

○○市

作成方法の概要や機能詳細は、以下のページをご参照ください。
「主題図を作成する ②印刷枠の作成・印刷設定」
ヒント集「【整飾プロジェクト】作成方法」