グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



トップページ >  ISC:基本講座 >  5.地籍図データの利用 >  5-4.空間データ解析

5-4.空間データ解析


このエントリーをはてなブックマークに追加

※この講座に音声はありません。
ここでは、指定の図形から指定の幅や半径以内に含まれる部分を抽出、認識させるバッファー生成(バッファー選択)機能を使用し、道路に隣接する筆を検索します。

1.「道路」ポリゴンを選択する

空間解析

①道路部分を拡大表示します。
 前項「5-3.属性データからの検索」の結果の選択状態が
 残っている場合は、次の②を実行する前に[選択]-
 [解除]-[すべてレイヤーの選択解除]
で選択状態を
 解除してください。

空間解析

[選択]-[個別選択]-[ポリゴン選択] を実行し、
 道路ポリゴンをクリックします。
 
 ピンク色のドットで強調表示(選択状態)されます。

2.「道路」に隣接する土地をバッファー選択

空間解析

[選択]-[個別選択]-[バッファー選択] を実行する
 と、[バッファーを生成して選択]ダイアログボックスが
 表示されますので、設定を行います。
 [ポリゴンから生成する]:ON
  ・幅:5m
  ・バッファー値は一括に指定
 [(アーク・ポリゴンからの場合)RVCモードで
           バッファーを生成する]:ON
 選択対象レイヤー:筆図形
  ・[部分的包含も選択]チェックボックス:ON
  ・選択対象要素:ポリゴン
 [生成バッファーを表示する]:ON

空間解析

②【OK】ボタンをクリックすると、該当の筆ポリゴンが
 強調表示されます

3.ベクターデータからリンク先データベースを検索

内部のデータではなく、「筆ID」による参照先データベースであるリンク先の「筆属性」データベースの該当レコードを検索することができます。

空間解析

[属性]-[データベースリンク]-[選択ベクターの
 リンク先検索]
を実行します。

 前項「5-3.属性データからの検索」の結果の選択状態が
 残っている場合は、「リンク先の選択を一旦クリアーし
 てから検索する」
チェックボックスをONにしてください。

空間解析

②リンク先の「筆属性」データベースの該当レコードが表示
 されます。

③ベクターウィンドウをアクティブにして、[クイックアクセスツールバー]-[上書き保存]を実行し、
 プロジェクトを上書き保存します。

環境設定

環境1

図は、[システムプロジェクト]-[環境1]

バッファーの塗り方や、選択ポリゴンの塗色など、プロジェクト全体に関する基本描画は、[プロジェクトエキスパート]-[環境-1]で行えます。

今後作成するプロジェクトの色を設定する場合は、
[スタート]-[システムプロジェクト]の[環境1]パネルで設定できます。
これは、今後作成するプロジェクトに対し有効です。

現在の設定を変更する場合は、[プロジェクトエキス
パート]-[環境-1]
を利用して下さい。