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3-4.筆界点データのインポート


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※この講座に音声はありません。
筆界線をトレースする際に、測量成果であるSIMAデータの筆界点情報を利用します。
フリーハンドで書くのではなく、「測量のSIMAデータがある」という前提で、これを現在のプロジェクトにインポートし、「スナップ」して作図を行います。

1.プロジェクトへのインポート

インポート

[プロジェクトエキスパート]-[レイヤー]パネルで、
 【追加】ボタンをクリックします。
 この中の[インポート]-[SIMA]-[SIMAデータ]
 実行すると、[開く]ダイアログボックスが表示され
 ます。

インポート

「C:\基本講座\実習データ\GIS実習\筆界点.sim」
 を選択し、【開く】ボタンをクリックします。

インポート

[SIMAインポート]ダイアログボックスが表示されます
 ので、【図郭の設定】ボタンをクリックすると、[直角座
 標系の設定]
ダイアログボックスが表示されます。

インポート

④図郭を「筆図形」レイヤーに合わせます。
 【参照】ボタンをクリックし、「筆図形」レイヤーを選択
 します。
 
 「右上」の数値と、測地系のチェックボックスが変更
 され、「筆図形」と同じ設定になります。

 ※SIMAデータは、図郭情報を持ちません。
  この後の作業がし易いように「筆図形」レイヤーの
  図郭サイズに合わせてインポート処理を行います。


⑤[直角座標系の設定]ダイアログボックスは【OK】ボタンで閉じます。
 また、[SIMAインポート]ダイアログボックスも【OK】ボタンで閉じると、インポートが実行されます。

2.インポートの確認

インポート

①筆界点の情報が、プロジェクトの中に「地籍図(その
 他)」
レイヤー(ベクター要素:ポイント)として取り込
 まれます。

インポート

②インポートした「筆界点」の情報を確認します。
 [ホーム]-[属性照会]-[ポイント] または[属性]-
 [照会]-[ポイント属性照会]
を選択すると、[属性
 照会]
ダイアログボックスが表示されますので、任意の
 ポイントをクリックします。

 属性として、
 ・点番号
 ・点名称

 が入力されていることが確認できます。

インポート

③また、[属性照会]ダイアログボックスの「固有属性」
 で、位置座標を確認することができます。

[クイックアクセスツールバー]-[上書き保存]を実行
 し、プロジェクトを上書き保存します。