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1-5. 筆界線のトレース


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概要

「1-4. 筆界点データのインポート」で取り込んだ筆界点を通るように、背景の筆界線をトレースします。

手順

スナップ設定・表示縮尺設定

トレース

1. 正確に筆界点を通るように、
 スナップ設定を行います。
 [ホーム]-[作図]-[スナップ設定]でを実行すると、
 [スナップ設定]ダイアログボックスが表示されます。
 「全てON」ボタンをクリックすると、全てのチェック
 ボックスがオンになります。
 【閉じる】ボタンをクリックし、ダイアログを閉じます。

トレース

2.トレース時は、一定の表示縮尺で作業することで、
 精度が均一に保たれます。
 [画面表示]-[画面表示]-[縮尺設定]を実行します。
 1/300の表示縮尺とし、トレースを行います。

 ※画面右下のスケール部分をクリックすることでも
  [表示縮尺設定]ダイアログが開けます。

筆界線のトレース

トレース

1. [ホーム]-[作図]-[アーク追加]-[アーク追加]
 実行すると、作図モードに切り替わり、カーソルが十字に
 変化します。
 この状態で筆界線をトレースしていきます。
 筆界点を通る時は、【Shift】キーを押下しながらマウス
 左ボタン
をクリックすることで、スナップさせることが
 できます。
 アークが結合する位置では、【Ctrl】キー+左ボタン
 クリックで、結合させます。
 ※マウス中ボタンクリックでも、アークを結合できます。

トレース

2. 図郭に接する部分は、図郭からはみ出してトレースし
 ます。
 同様の手順で、全ての筆界線をトレースします。

トレース

3. 図郭に接する筆は、図郭線を生成し、閉じた形状とし
 ます。
 [編集]-[編集]-[正規化]-[図郭でクリッピング]
 を実行すると、[図郭クリップ]ダイアログボックスが
 表示されます。
 「オプション」「図郭線を生成する(属性はレイヤーの
 初期値)」
チェックをオンにし、【OK】ボタンを
 クリックして図郭クリップを実行します。

4. 図郭線が生成され、筆図形が図郭で閉じた形状となり
 ます。
 [クイックアクセスツールバー]‐[上書き保存]を実行
 し、プロジェクトを上書き保存します。